みどりのリノベーション

2018年8月31~9月8日

中村秀雄さんのお話
中村農園の中村秀雄さんにお話をうかがいました。

・時代の転換期に何をするか?農地生産緑地法にかかわる保全手法は準備されている。

・公園整備は進んでいる。民有地の緑を増やす流れをつくっていく仕組みづくりの一環としての「みどりのリノベーション」講座のモデル農家

・中村家は江戸時代の新田開発から300年続く国分寺内藤新田の分家。

・中村秀雄さんは農業は継がず公務員となって都市整備部部長を最後に57歳で早期退職し、父の農業に携わる。

・ここに来て、公共事業用地とし買収された中村家の農地が都道(新府中街道)とし変わっていくなか、変わらないかつての母屋や屋敷林を眺めた時なんとかこれを残す方法はないものか、と考えるようになった。

・農業集落風景の保全について世間の捉え方も変わってきている。

・都道が農地を貫通しつつあることも含め、周辺環境的にも農地を残す意義的条件は整っているのでは、と分析してみている。そんななかで、昨年のみどりのリノベーション講座に参加。

・そこで、モデルとしてみていただきたい。と考えた。

・国分寺市では市ぐるみの「こくベジ」ブランドの取り組みの先行例があり、このプロジェクトに中村家本家が関わっている。

・中村さんは行政の立場で世田谷、国分寺と順次実践した「崖線フォーラム」に関わった。はけについては農家である当事者としてもよく理解しているつもりであるので、はけの農家がつながることができたらが理想。 (中村家敷地は内藤神社に隣接)

「2018年みどりのリノベーション」プログラムモデル農家
担当:野口

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